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Haruhiko Kono

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集英社 Business Jump 12月号 取材記事より引用

今回のキューバ取材の大きな目的のひとつにやはりキューバの音楽を聴き、感じてくる、ということがあった。映画「ブエナビスタソシアルクラブ」で世界中に一大ブームをまき起こしたキューバ音楽・・・実際日本でのコンサートも毎回満員、70歳をはるかに越えたミュージシャンたちの信じられないパワーはある種、感動的でさえあった。それを現地で直かに味わいレポートしたいとBJ編集部は考えた。

幸いにも我々は、キューバ政府が認めている唯一の日本人キューバミュージシャン(共産主義国のキューバでは音楽家でも公務員)河野治彦さんの知己を得ることができた。しかも河野さんの所属するバンド・ディアカラのライブがその日の夜にあるというのだ!!

8月某日深夜、滞在ホテルから徒歩3分のライブハウス「ラ ゾラ イ・エル クエルヴォ」がその会場。ライブの第1ステージの開始はなんと深夜零時半!!第2ステージの開始は午前2時半・・・ということは終演は一体・・・などと考えながらチャージ5USドルを払い店内へ。開演まで間が大分あるというのに店内は客でぎっしり。そして演奏開始ギターやサックスでヒートアップした後にいよいよディアカラの主宰者、オスカル・ヴァルデス登場。一瞬にしてぶっ飛んだ。表現力不足が情けないがとにかくすごいのだ…。そもそもヴァルデスは栄光のグラミー賞バンド・イラケレで25年間プレイした筋金入りのミュージシャン。その彼が選びぬいた音を披露する。そして彼の横には天才パーカッション少年・エリエル17歳!!彼らのアツイステージにはいりこんでいく内、我々は確かにエリエルの腕が2本から3本にも4本にも見えるように…そう!まさに神の手が!!

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